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ながの歯科医院 長野由子です。

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安倍内閣が組閣され、組閣人事が発表されました。

政治的な事には、ほとんど興味のない私ですが、先日来”論功行賞枠”として 山本有二議員の名前が挙がっていたので ちょっと気になっていました。山本有二議員は、私の母校の先輩にあたるのです。

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金融・再チャレンジ担当大臣でした。

金融はともかく、「再チャレンジ」って一体何を担当する大臣なんでしょうか?解り易い言葉のようで ???…。「先輩~、勉強不足な後輩ですみません!」って感じです。

もう1人、母校の先輩で 最近話題になってるお方。

直木賞作家、坂東眞砂子さん。

読書は好きなのですが、怖いのは苦手なので 『死国』『狗神』という作品の名前を見ただけで 敬遠してしまい 坂東作品は ほとんど読んでいません。

唯一 読んだことのある坂東作品がこれ。

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彼女の自伝にあたるもので 学生時代の様子なんかを記してあったので 思わず購入した本です。

読んで思ったのは、「暗い…。」

彼女の人生 暗いだけでなく、それなりに楽しい時もあった筈なのに いつも斜に構えた見方で まるで第三者かのように分析しているんですね。でも こういう見方が出来る人だからこそ、稀有な才能を持った作家として成功しているんだとも思います。

今回の”猫殺し”論争については、敢えてコメントしませんが、坂東さんには 独特の死生観があるように感じられます。だからと言って、猫を殺していいとは思いませんが、『わたし』という作品の帯にも 「わたしは人を殺してきた。祖母を、父を、母を、そしてすべての人を。」と書いてあります。

彼女は、愛する者を 殺してしまうのです。彼女の中では 生きてる者は死んでいるし、死んだ者は生きているんです。

わたしは自分が憎い。わたしのやることなすこと、阿呆みたいで、腹立たしく、悔しくなる。(「わたし」より抜粋)

自傷行為をする事によって 血を流すことによって、自分の苦痛とひとつになれる“カッター” であるのかもしれない(精神的な意味で)、とも書いています。

「猫殺し」をエッセイに書くこと、それが 自分の傷口に塩を塗るような行為になることも 解っていながら書いてしまった気がします。

ただ、世論を巻き込んで こんな大騒動になると想像していたかどうかは不明ですが…?

タヒチ在住の坂東先輩! 日本では 出る杭はガンガン打たれちゃうんですよ~。


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2006.09.27 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) |