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 患者さんにご自分のお口の中の写真をお見せして説明をする時に、「このままの状態だと次はここが悪くなる可能性が高いですよ。」と説明する事があります。

 「そんな事、なんで分かるんですか?」とお尋ねになる方もいらっしゃるのですが、別に細木数子さんのように?占っている訳ではありません。

 歯学部を卒業してから20年経ちいろんなケースを診させて頂いています。一人の患者さんを20年診ているわけではありませんので、一人の患者さんの20年間の経過を経験している訳ではありません。
 でも、多くの患者さんを診せて頂いていると、今の状態だと次はここが悪くなりそうだとか、こちらが壊れると次はこうなるだろうという事が経験的に分かってくるのです。悪くなるのが分かっていれば早めに手を打てば他の部位に影響を及ぼしたり、噛めない期間が長くなったりせずにすみます。逆に、「まあ大丈夫だろう」と放置しておけば、一部分の治療で終わる筈が、大きな治療になってしまう事もあります。

 特に、奥歯が抜けてしまったのを放置していると、長い間に噛み合う歯や隣の歯の位置がずれてしまったり、周囲の歯に負担がかかってさらに抜けてしまったりする場合もあります。

 今日明日に困った状態になるわけではないので、放置されやすいのですが、必ずどこかに影響がでますので、抜けたり、グラグラしている歯の治療は早ければ早い程、良いと思います。
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2009.02.05 | 歯科治療 | トラックバック(0) | コメント(0) |