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術前
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術後
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本日のインプラントオペは右上6番1本埋入。
術前のCT診断により上顎洞までの垂直骨量2~3ミリと診断しました。
ここに10ミリの長さのインプラントを埋入するためには、7~8ミリの上顎洞底の拳上が必要になります。
上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を破らないようにインプラント埋入ポジションから垂直的に
繊細に骨補てん剤を介して上顎洞底を持ち上げていきます。
この術式をソケットリフトと言います。
手術の侵襲が小さいので術後の痛みは少ない(患者さんには楽)のですが、操作がブラインドになりますので、術中のレントゲン、CTがオペの羅針盤になりますし、術者は繊細なテクニックが必要です。
シュナイダー膜というのはたとえて言うと卵の殻の内面の薄皮みたいなものなので、
乱暴に扱うとすぐ破れますし、破れれば手術は失敗、中止になります。

今回は拳上量がかなり多いので私も神経使いました。
術後のレントゲンを見ていただくとお解かりのように骨補てん剤を介して上顎洞粘膜が破れることなくきれいに
持ち上がっているのがわかると思います。
今日のオペは大成功。思わずガッツポーズしました。
安静期間を長めに5か月とって上部構造を作成予定です。
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2011.03.09 | 歯科治療 | トラックバック(0) | コメント(1) |