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このたび、日本糖尿病協会の歯科医師登録をしました。
賞状

歯周病と全身疾患についてのお話を少し書きます。
 歯周病は細菌の感染症です。生活習慣病とも言われ、タバコ・ストレス・悪習癖など歯周病を悪化させる因子は様々ですが、その直接の原因となるのは細菌です。歯周病を悪化させる細菌の種類は解明されており、それらはお口の中の常在菌とは違います。
 近年、歯周病と全身疾患の密接な関係が明らかにされてきました。歯周病の原因菌は、お口から体内に侵入することで、様々な疾患を引き起こします。
 体内に細菌が侵入する経路のほとんどは、お口を通して起こります。お口の中をきれいにし、歯周病を治療・予防することは、全身疾患の予防にも繋がるのです。
 義歯に付着する汚れの正体も、歯周病の細菌とほぼ同じです。義歯をきれいに保つことも全身の健康のためには大切です。

 歯周病と関連のある全身疾患
  ・糖尿病
  ・心臓疾患・動脈硬化
  ・肺炎
  ・低体重児出産・早産
  ・骨粗しょう症、腎炎、関節炎 etc

糖尿病
糖尿病患者は予備軍も含めて約1600万人、成人の6人に1人の割合である。
糖尿病には 1型糖尿病と2型糖尿病があります。

歯周病と糖尿病は お互いに悪い影響を与え合って、各種合併症を引き起こしています。

糖尿病で産生される炎症性サイトカインなど沢山の種類の因子は 歯肉に影響して歯周病を悪化させます。
また、歯周病は 歯肉の中にいる細菌(嫌気性菌)が生み出す毒素(LPS)が 歯肉から血液の中に入り込み増殖すると 結果的にインスリンが効きにくい状態(インスリン抵抗性)を導き糖尿病を悪化させているのです。

 糖尿病と歯周病の関係は特に密接です。糖尿病を治療することで歯周病が改善しますが、逆に歯周病を治療することで糖尿病が改善すると言われています。
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2008.01.22 | 歯科治療 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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