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ビムラー矯正 その2

ながの歯科医院 長野由子です

ビムラー装置が得意とするものに、2級症例があります。
2級と言うのは、いわゆる”出っ歯さん”です。

子供の”出っ歯さん”は、遺伝的なものもありますが、舌と唇(頬)の力のバランスが崩れているものだと考えています。
前歯が出ているので 唇がうまく閉じられません。
(ビーバーちゃんのようなお顔立ちです)

筋機能訓練!? もちろんやります
でも、うちの医院でやれるのは 来院して頂いた時だけです。
お家で毎日やって頂かないと、効果が出ません。

家事や仕事で忙しいお母さん、習い事で忙しい子供さん
効果が出るまで継続するのは、難しいです。

筋機能訓練のセミナーも受講し、ノウハウも学びました。
モチベーションを保ちつつ、いかに継続させるか・・私にそのカリスマ性はありませんでした

そこで、”ビムラー装置~”
(ドラエモンの声で読んで下さいね)

治療前
診断では上下顎前突ですが
噛み合わせが深くて、前歯が前に飛び出しています。
07200064 (2)

07200064 (1)

治療中
上下顎前突でしたので 将来的なブラケットによる抜歯治療の可能性も説明してから 治療を開始したのですが、本人もお母様も この状態で満足されているので ビムラー装置のままです。
(ブラケット治療は したくないそうです・・)

乳歯が残っているので 咬合が安定するまで まだ継続して入れてもらっています。
夜間 寝る時だけの装着ですので とっても楽です
PICT0009.jpg
PICT0010.jpg

バイト(噛み合わせ)が上がっているのが、わかって頂けますか?
(不思議でしょう? すごいでしょう!?
マニアックな域に入っていますが、現在、もう少し上げたいと 調整中です。

今だったら、まずネオキャップを入れてから治療開始するので
もっと楽に治せます・・・
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2011/02/05(土) | 歯科治療 | トラックバック(0) | コメント(0)

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